2023年度 卒業生リレー⑤ 林直輝
- 2024年 4月14日
こんにちは。卒業生の林直輝です。
おそらく今年のトリになってしまっていると思いますが、あまり期待はせず気楽に読んでもらえたら幸いです。
まずはこれまで多大なご支援をいただいた顧問の見城先生、OB.OGの方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
あっという間の6年間で全ての試合が思い出深いですが、特に印象に残ってる試合をいくつか挙げたいと思います。
まずは1年の東医体、獨協医大戦。入部して3ヶ月、優しい先輩方に褒められ甘やかされ、ラグビーのセンスがあるんじゃないかと勘違いしていた自分の鼻をぽっきり折られた試合でした。この試合の悔しさと自分をメンバーに選んでくれた先輩方への申し訳なさが、6年間頑張れた原動力だった気がします。また先輩方が宿舎に戻ってすぐにビデオを見て試合を振り返るなか、悔しさでビデオを見れなかった自分の不甲斐なさを今でも思い出します。
2つ目は2年の秋リーグ最終戦、山大戦。負けたら降格という状況のなか、先輩が怪我で離脱しSOが自分しかいないというプレッシャーでつぶされそうだったのを覚えています。毎日相手のビデオを見て先輩に作戦を相談し、毎日朝練をし、毎回居残りでBKのサイン合わせに付き合っていただき、試合までの期間ラグビーのことだけ考えて過ごしていました。残留が決まりチーム全員で喜び合った瞬間は、6年間で1番の思い出かもしれません。
6年の秋リーグは3試合ともとてもいい思い出です。初戦は東医体の悔しさを晴らす大勝、2戦目は劣勢になりながらも勝ちきり、チームの成長を感じました。昇格のかかった3戦目はこのチームでの最後の公式戦でしたが、、、すみません。脳震盪で何も覚えてないです。来年こそは昇格を掴み取ってください。
ここまで自分の思い出話に付き合ってもらいましたが、後輩たちに伝えたいことは、
ラグビーを楽しんでほしい、
それだけです。
本気でやればやるほどしんどい思いもするし悔しい思いもする。チームメイトとぶつかることも増えます。楽な方に流されるのは簡単です。でも、しんどい思いをした分だけ試合に勝った時の喜びは何倍にもなる、これは断言できます。
何かの競技に熱中して、1つ1つの勝ち負けに本気になれるのはこの6年間が最後になると思います。ぼーっとしてたら6年なんてあっという間です。毎日の練習を大切にして、1試合でも多く勝って、最後笑って引退してもらえたら嬉しいです。
最後になりましたが、自分はこのチームじゃなかったらラグビーは絶対始めてないし、6年間続けてこなかったと思います。ラグビーに誘っていただき1から育てていただいた先輩方、大したSOではない自分を信じて頼ってくれた後輩たち、そして6年間一緒に戦ってくれた同期、全員に感謝しています。本当にありがとうございました。
これからはOBとして、皆さんの活躍を応援しています。頑張って!またOB戦で会いましょう!