卒業生リレー① 上村周平
卒業生の上村周平です。
ラグビー部の顧問の見城先生はじめOB、OG、先輩、後輩の皆さんには大変お世話になりました。おかげさまでこうして卒業まで部活動を続けることができました。
僕は生来だいぶ尖った性格であることを多少は自覚しており、扱い難かったことと思います。先輩、同期、後輩の皆さんには大変ご迷惑をおかけいたしました。
6年間を振り返ってみると思い出されるのは、ほぼラグビー部での日常で、辛かったこと、楽しかったことがたくさんありました。
夏の燃えるような暑さの中、冬の雪積もる中や、眠い眼をこすりながら体を無理やり起こして行った朝練、心臓が破れそうになるくらいまで走ったり、砕けそうになるくらい激しく体をぶつけあった日々。
試合中に身体中が痛くても、両脚をつっても、何度でも立ち上がって走り続けられたのは、このような辛い練習の日々を一緒に乗り越えてきた先輩、同期、後輩、支えてくれるマネージャーの皆さんがいたからです。一緒のチームでプレーできて幸せでした。
ひたむきに勝利目指して頑張った分、試合前はすごく緊張しましたし、勝っても負けても本気で泣けました。元々すごく泣き虫なので、余計に泣きました。試合に勝った日の夜の祝勝会でのビールの味はたとえ認知症になっても忘れることはないでしょう。
6年間やりきりました。
練習や試合中熱くなりすぎた時もありましたが、本当に熱いスポーツでした。
唯一の心残りは痩せてプロップからバックスに転向できなかったことです。
6年間周囲の人々に恵まれてとても幸せ者でした。
最後に僕の好きな言葉を後輩の皆さんに送りたいと思います。某花園常連校の監督の試合前の円陣でのお言葉です。
「物事に絶対は無いし、もちろんラグビーにも絶対は無い。しかし敢えてこの言葉を使う。自分と仲間を信じて『絶対』勝とうやないか!」
この文章を読んでくれているかもしれない、ラグビー部以外でお世話になった方々にもこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
期待と不安でいっぱいですが、次のステージでも自分を信じて頑張ります!
次の卒業生リレーの投稿は石橋まゆちゃんです。
お楽しみに!